今まで、ありそうで無かった企画。
鳥取民藝美術館で開催された『こども民藝館』へ行ってきました。

先生は、日本のリノベーションの草分け的な活動をされている大島芳彦さんと、鳥取民藝美術館の木谷清人さん。お二方とも、大人向けの講演などでお話お聞きしたことはありましたが、こども向けに“民藝”をどんなふうに話されるのか楽しみでした。

あらかじめ用意されていたテキスト(↓)
日本のもの、外国のもの、あわせて15の道具をとりあげて、ひとつひとつの使い方や、どうしてこのデザインになったのか等々、わかりやすく話されました。紹介された道具は実際に会場で実物を見ながら、実際に手にとりながら聞くことができたので、子どもたちも興味津々。

木の椀、土の椀に、実際にお湯を入れて飲み比べてみる息子。

パンを切ったり、蓑を着てみたり、じゅうたんの上を歩いてみたり、子どもたちはとても楽しそうでした。

講義のあとは、美術館向かいの吉田医院を見学。
鳥取の民藝運動の先駆者、吉田璋也氏のつくった空間を、親子で感じる貴重な体験ができました。

こどもの頃にこういう話が聞けたり、体験できることは、とても貴重だと思います。
ぜひ鳥取のこどもたちに、今日のような機会がたくさんできるといいなと思いました。

それと、今日医院に入ってみて改めて思いましたが、僕が幼児くらいの頃、確かにこの医院で受診したことがある気がしてなりません。先生は吉田璋也さんだったのだろうか・・・

 

鳥取民藝美術館
http://mingei.exblog.jp/

吉田璋也の世界
http://shoyayoshida.jp/