開かれたもの Open Space
作 者/福嶋敬恭
設置場所/鳥取大学附属小学校 入ってすぐ右側
設置年/不明
素 材/コンクリート,その他
サイズ/奥行き120cm 幅110cm 高さ160cm
《周辺の空間の特長》
大学附属の小中学校の通路沿いに設置されている。近年までこの作品は校舎の隅に放置されているところを当時校長だった彫刻家石谷孝二氏の調査により福嶋敬恭氏の作品だということが分かり、この場所に設置された。 児童の声でにぎやか。 湖山池やグランドが見渡せるスッキリとした場所。
《作品のポイント》
腐食した鉄の塊だが、中央には何かとても大きな力で開かれたような隙間がある。
その隙間はゴツゴツとしたマチエールが刻まれ「どんな力がここに加わってこうなってしまったのだろう」と思わせる。
不変なはずの大きな鉄の塊も、実はこんな風にえぐって開くこともできるんだという象徴なのだろうか。大きな力の答えはここに通う子ども達が持つ力なのかもしれない。
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