虹立つ木
作 者/矢部雅一
設置場所/鳥取市栄町(万年筆博士入口)
設置年/2005年1月
素 材/銅,真鍮
サイズ/奥行き28cm 幅30cm 高さ95.5cm
《周辺の空間の特長》
鳥取では一番人通りのが多い若桜街道面した「万年筆博士」は「万年筆といえばココ」と日本中から注文が殺到するお店。このビルの上だけアーケードがなく、日の光が直接あたって明るい。このような中で作品を見ると地面から何か植物の芽が出てきた瞬間にも見える。この店舗のショーウィンドウには造形作家の徳待耕一郎氏の鉄筋彫刻等も置かれている。
《作品のポイント》
矢部雅一氏は近年まで鳥取大学地域学部教授。金属工芸を専門にし金属による立体造形の作家である。
この作品は、1本の木が2つに割れて、その上で半円の形でつながっている。
高く天めがけて伸びる木の上に、パッと虹が架かった情景のよう。
金属でありながら描く柔らかい曲線のフォルムが美しいモダンな作品である。
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