横に広がる平和の象徴
作 者/山本兼文
設置場所/久松公園入口
設置年/1977年10月
素 材/その他
サイズ/奥行き43cm 幅123cm 高さ72cm
《周辺の空間の特長》
鳥取城跡「久松公園」の入口。 歴史や文化を感じられる場所で観光客も多い。
《作品のポイント》
お堀の脇、横になって休んでいる人間のようである。
ちょうど木陰にあり、穏やかな印象を抱かせる。
「きなんせぇ屋」(観光案内所)の陰に隠れており、県立博物館側から歩いてくると見えにくい。
抽象化された女性のフォルムは横のコンポジションが強調され,どっしりと安定している。平穏の中で安らいでいるように見えるこの作品は,バックの城跡の石垣とお堀の横の広がりとに溶け込むかのようである。私が訪れたときには何組かの観光客がこの作品をバックに写真を撮る姿が見られた。作家は鳥取県岩美郡出身で,二紀会会員である。
鳥取ライオンズクラブ寄贈
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