湖女

湖女

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作 者/長谷川塊記

設置場所/湖山池横 高住市民公園

設置年/1964年3月

素 材/ブロンズ

サイズ/奥行き122cm 幅53cm 高さ94cm 

《周辺の空間の特長》

公園内には桜の木もあるので、花見の時期は賑わいそう。 広い公園なので子どもが走り回って遊ぶこともできます。

《作品のポイント》

湖山池の湖畔に腰掛け、池を望む女性座像。
視線の先には広大な湖山池や青島などを一望することができる。
すぐそばではカモが羽を休めているなど、静かで落ちついた環境にある。

鳥取市の湖山池総合開発のシンボルとして設置された。作者は鳥取市出身で,日展の会員として活躍した。左手で上半身を支え座っている姿からは落ちついたやすらぎを感じる。そのやすらぎは女性像の見つめる湖山池によってさらに強まる.台座には千代川上流から産出した原石が使われている。1990年にはこの像の由来などについて書かれたプレートが新しく設置されている。このように,その作品についての情報をそばに記しておくことは公共空間の野外彫刻を市民に判りやすいものにする一つの方法であろう。

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