こっとい

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作 者/澄川喜一

設置場所/倉吉大橋西詰親柱(下流側)

設置年/1988年

素 材/石(黒御影)

サイズ/奥行き85cm 幅100cm 高さ152cm  

《周辺の空間の特長》

背景の山の稜線と空が、この作品を引き立てている。

《作品のポイント》

下部のゴツゴツした岩肌から鋭く磨かれた三日月が生まれているような作品。自然風景を描写したようにも感じられるが、岩が月へと変化していっているようにも感じられる。

『こっとい』とは山陰地方で言う『黒牛』のことである。下部の削りっぱなしの荒々しい球形と上部の磨き込まれた鋭いフォルム,素材の持つ独自の黒色から,黒牛の力強さを感じる。また,空に向かって伸びるフォルムは牛の角を連想させる。               

第1回倉吉緑の彫刻賞受賞作品

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