女性立像
作 者/清水洋一
設置場所/湊山公園 日本庭園内
設置年/1985年
素 材/石(白御影)
サイズ/奥行き50cm 幅50cm 高さ162cm
《周辺の空間の特長》
かつてこの場所には米子城主池田家の菩提寺となる清洞寺があり、女性立像の後ろにある岩は元々は島だったと言われている(埋め立てられ現在のような日本庭園となった)。
周囲には松や桜が植えられ、日陰が多いのでなかなか快適。
《作品のポイント》
おだやかな表情をたたえた女性立像。
菩薩のような表情と仕草が優しさを感じさせる。体の曲線が女性らしさを強調している。
設置されている湊山公園(錦公園)は、明治期に岩(清洞岩)を含めて公園化されるまでは、町外れの海に突き出した寂しい場所だった。淵も深く身投げも多かったため、霊を慰めるために建てられた。
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