つなぎ石 作品-8

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作 者/山根耕

設置場所/緑の彫刻プロムナード(まちかどステーション東側)

設置年/1992年

素 材/石(白御影)

サイズ/奥行き145cm 幅722cm 高さ200cm  

《周辺の空間の特長》

緑の彫刻プロムナードの人工池の北西側にあり、子ども達はこの上に乗ってジャンプするなど、格好の遊び場となっている。

《作品のポイント》

地面に置かれた長方形の2つの石の間に橋を架けるようにしてもう1つの長方形の石が置かれている。上の石は、下の石に食い込んでつながっているが、その食い込み方は左右で異なっており、右肩上がりにつながれている。水平につながれていないことで、何かしらの方向性(方位性)を感じる。

2つの直方体の石の上にやや不安定な位置で石が載せられつながっている。3つの大きな石の塊の角は落とされ丸みを帯び,白御影石の持つ自然な素材感から優しさと強い存在感を感じる。私が訪れたときには子どもがこの作品の上にのったりして遊んでいる姿もみられた。石の角は丸みを帯び,変化のある石の構成に子どもたちは引きつけられているようである。           

緑の彫刻プロムナード特別賞

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