打吹流しびな

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作 者/奥谷俊治

設置場所/倉吉市研屋町 研屋町児童公園入り口

設置年/1995年4月23日

素 材/ブロンズ

サイズ/奥行き60cm 幅50cm 高さ90cm 

《周辺の空間の特長》

赤瓦・白壁土蔵群の一角、公園入口に設置されている。土蔵群横を流れる川のせき止めされている所から水の流れる音が聞こえる。観光客や地元の人々、大人から子どもまでたくさんの人々が訪れそうな場所。

《作品のポイント》

白壁土蔵群周辺の玉川で毎春「くらよし打吹流しびな」が開催されている。子どもを禍から守るよう、子どもの分身をひな人形に託して玉川に流す風習の一場面をブロンズ像とした作品。流しびなの風習は各地に残るが、この地域の流しびなは雛の絵が描かれた木製の“札”を川に流す。ブロンズ像は大きな自然石の出っ張った部分に設置され、差し出す右手のすぐ下にはさらさらと流れる川があるかのよう。地元の風習を観光客も感じることができる。

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